うつみろぐ

「しょうゆ・ソース・みそ」

Middle Earth -Shadow of War- を遊んだ

f:id:utumix:20201130202558j:plain

人間1:オーク9みたいな、そんな世界でのものがたり

プレイのキッカケはPSplusの11月フリープレイタイトルに入っていたことと、その前作「Middle Earth - Shadow of Mordor(シャドウオブモルドール)」がリリースされた年の様々な賞で評価されたのを小耳に挟んでいたので、前作はプレイできずとも続編も多少なりともそのエッセンスは感じられるんじゃなかろうかということで手を出してみたのです。

他にやるゲームは山積みなんだから、そっちやれよと思ったんですが、何故か惹かれるものがありまして。

 

そもそもミドルアースってなんだよwwwwwwという学の浅い私は、調べてから「ロードオブリング」をバックボーンに持った作品だと知りました。ミドルアース……中つ国……ああ、その表現は聞いたことがありました。ただ全然知らない、大昔に映画で話題になった時も一切触れていない。なので前知識としては「指輪凄い」ぐらいで留まっています、結婚指輪かな。

 

f:id:utumix:20201130202821j:plain

オークと仲良くなろう!


 ゲームの内容はオープンワールドとまではいかない規模のフィールドでヤンチャをするアクションRPGに簡易なチームマネージメント機能を搭載した変わり種ゲームです。RPGなので主人公をレベリングし、ちょっとしたハクスラ要素でバキバキに武装する楽しみと、チームマネージメント……自分の率いるオークの軍団を成長させ攻城戦で活躍させたり、護衛や諜報をお願いするなど、遊んでいくと実は主人公を育てる要素よりも、オークの軍団を仕上げていくことがゲームのメインとなっていきます。

主人公は膨大なスキルと装備のシナジーを考えてカスタマイズする要素はありますが、結局レベルの高いオークをリクルートして戦わせる方が強いし、所詮人間なので矢とか投げ槍で死んでしまうのです、投擲物は昔から強いんだね。

 

そう、オークをリクルートすると上で書きましたが、これがなかなかこのゲームのミソでして、主人公のレベリングも自分のレベルよりも高いオークはリクルートできないから少しでも強いオークをリクルートする為にレベルを上げたいというモチベーションになったり、結局はオークでオークがオークなのです、我がかわいい軍団員達よ。

 

 

プレイをしていると、操作周りやオープンワールドにまつわるストレスは極力排除されているフレンドリーな作りでした、移動が苦にならないのは万歳です。アクション周りは雑多ながらも上に上げていたリクルート要素が実はリクルートというか、強制的に洗脳させて配下に取り込む仕組みなので戦闘中いつでもタイミングを見計らって敵を自陣に引き入れ優位に立ち回れるのが面白いところ。

予め攻めたい場所のオーク達を洗脳しまくっておいて、一気にカチコミをかけるとか遊びに柔軟性がありました。

 

 

ただ一つだけ文句をつけさせてください。折角重厚なバックボーンやストーリー、シナリオを背負っているのにキャラ同士のボイスによる演技や入手したコレクションアイテムの解説等々、諸々の音量バランスが滅茶苦茶で話や世界の理解を捨てました。魔王の配下は音量をどんどんと落としていく危険な奴らです、序盤の相対するイベントが終わったら即座にクライアントを再起動しよう!

 

 

そこ以外は目をつぶれるかわいい欠点ぐらいしかない、普通に楽しいゲームでした。カッコイイ・かわいい!とは全く無縁のくさみ溢れるゲームですが、ちょっと遊ぶものがない時の暇つぶしにはなるので気が向いたらどうぞ。やっぱり予めロードオブザリングについて知識を仕入れておいたほうがいいにこしたこそは無いです。

 

 

f:id:utumix:20201130202933j:plain

役員はいいぞ!

最後に

 

・来年は九人衆になる

 

タリオンは来年から役員昇格確定で羨ましいなぁ。